ペリセラの使い方
では、ペリセラの使い方を教えましょう。
※ 参考 ≫ Directions Of Use (http://periotherapy.com/)
ペリセラの使い方にはベーシック法とアドバンス法との2種類あります。
まずは基本的なペリセラの使い方(ベーシック法)から説明します。
■ 基本的なペリセラ使用法 (予防的な使い方)
- 最低でも1日1回、ペリセラジェルのついたフロス(糸楊枝)でフロッシングをしましょう。
- ペリセラジェル(歯磨き剤)をつけて歯磨きをします。
上下左右で少なくとも30秒ずつ、全体で2分間は磨きましょう。
その後は、水ですすいではいけません。効果が薄まる恐れがあります。- 続けてペリセラリンス(うがい液)をキャップ半分ほど含んで、60秒ブクブクうがいをします。
さらなる効果を期待するなら、15~30秒ほどさらにガラガラうがいもすると良いです。
アドバンス法は、歯周病の心配が強い方向けの使い方です。
歯周病の方は、必ず歯科医師によるサポートを受けてください。
専用のマウスピースを用いるので、作ってもらってください。
■ 一歩進んだペリセラ使用法 (治療的な使い方)
- まず、基本的な使い方のステップを完了させましょう。
- 上下どちらかのマウスピースにペリセラジェルを少し入れます。
ジェルの入ったマウスピースを5~10分ほどはめておきます。
これを週に3回程度行います。上下交互に毎日行うと良いでしょう。
その後は、水ですすいではいけません。効果が薄まる恐れがあります。- 続けてペリセラリンス(うがい液)をキャップ半分ほど含んで、60秒ブクブクうがいをします。
さらなる効果を期待するなら、15~30秒ほどさらにガラガラうがいもすると良いです。
このアドバンス法は、3DS (Dental Drug Delivery System) と呼ぶ治療法の改良版です。
歯周病治療のオプションとして、採用している歯科医院は国内外にあります。
従来の3DSでは、クロルヘキシジン系の抗生剤がよく使われていたのですが、
安全性を考慮すると「ペリセラを用いた新しい3DS」を今後はお勧めします。